ガーデンウェディング
【ガーデンウェディングとは】
ガーデンウェディングとは、屋外でおこなう披露宴や挙式のことです。オープンエアの会場で、開放的な雰囲気になれるのが特徴です。ガーデニングの盛んなイギリスなど外国では、このガーデンウェディングが行われることも多く、公共の公園を利用して行う場合もあります。緑の多い、開放感ある公園での結婚式はほのぼのとした雰囲気で、通りすがりの見知らぬ人達からも祝福されたりします。
日本でも、最近ガーデンウェディングを望むカップルも増えてきました。以前は、外国の映画などを見てガーデンウェディングに憧れても、実際にガーデンウェディングに対応する場所が少なく、実現するのは難しい状況でした。しかし、現在では、ガーデンウェディングに対応する会場も増え、すっかり、ウェディングスタイルのひとつとして定着してきました。
ガーデンウェディングが行えるのは、ハウスウェディングタイプの結婚式場や貸切りにできるような個人宅など、広めの庭があるような挙式・披露宴会場が一般的ですが、その他にも、ホテルの結婚式場などでは、ホテルの中庭を利用してガーデンウェディングを行えるようにしたり、日本庭園でのガーデンウェディングなどもるようです。日本庭園の場合、開放感がありつつも静かで気品に溢れ、趣のある空間が魅力のようです。
【ガーデンウェディングならではの演出】
ガーデンウェディングだからこそできる演出があります。ガーデンウェディングの特徴は、なんといっても見上げれば青空が広がっているということですが、このシチュエーションを利用して、バルーンを飛ばしたり、真っ白な鳩を飛ばすという演出はとても印象的です。また、シャボン玉を使ったバブルシャワーも楽しい演出で人気があります。
会場によっては、新郎新婦がオープンカーやサイドカー、自転車などに乗って入場したり、馬車や人力車などの対応をしてくれるところもあるようです。さらにすごいのは、大自然の中でのガーデンウェディングの場合、なんとヘリコプターで入場ができるケースもあるそうです。この予想外の展開に、ゲストもびっくりではないでしょうか。
また、青空の下のガーデンウェディングもよいですが、夜空の下でのガーデンウェディングも大変ロマンチックです。星空を眺めながら、食事をしたり、花火を使った演出ができるでしょう。
お料理も、着席してお料理が運ばれてくるのを待つのではなく、バーベキューやビュッフェスタイルにして、楽しく会話しながらといういただくのもアイディアだと思います。
【式の進め方】
ガーデンウェディングの進め方は大きく二通りにわけられます。一つ目は、最初から最後までずっとガーデンで行うというやり方です。せっかくのオープンスタイルなのですから、立食スタイルや着席ビュッフェのようにして、新郎新婦とゲストが自由に、楽しく会話ができるような会場作りができると理想的ですね。
もう一つは、ウェディングの一部分のみをガーデンで行うというやり方です。参列者の中にはご高齢の方もいるかもしれません。そうなるとずっと外にいるというのは疲れるものです。そこで、食事の時間のみをガーデンで過ごしたり、デザートの時間のみをガーデンで過ごしたり、という形にします。
また、挙式に関しては、神父さんをお呼びしたり、人前式で行ってみたりと様々なアレンジが可能です。
【ガーデンウェディングでのドレス選び】
ガーデンウェディングで着るドレスの場合、トレーンはなるべく引かない方がベストです。ロングトレーンは動き難いだけでなく、ガーデンでウロウロしている間にいつのまにかトレーンが汚れることが多いからです。土の茶色や芝生の緑色などがついて、お見送りの際のドレスが汚いままなんてことになりかねません。もしも、そのドレスを着て二次会に参加するなら尚更です。「汚れたドレスを着た花嫁」になることだけは避けたいものです。
でも、チャペルでは長いドレスを着たいですよね。そんな時はトレーンが取り外しできる2WAYドレスというのがあるので、それを選ぶとよいでしょう。あるいは、長いトレーンの代わりに、挙式ではロングベールをつかうという手もあります。そして、パーティではベールを外し軽やかなイメージにチェンジすると、ガーデンにもマッチします。
もしガーデンで過ごす時間が多いパーティであれば、裾が床から3~5cm程度短いものがオススメです。動きやすく、快活なイメージになり、ガーデンパーティならではの花嫁スタイルになりますよ。
【メリット】
① オープンエアの開放感
まずガーデンウェディングの魅力の筆頭に挙げられるのはオープンエアならではの開放感です。青空とふりぞぞぐ太陽の光。緑とさわやかなそよ風。堅苦しくなりがちな屋内のウェディングと比べて、壁のない広々とした屋外で過ごすひとときは、皆がリラックスした気分になれて、自然と式そのものも和やかなものとなるでしょう。
また、樹木の美しいグリーンに、花嫁の白いドレスも映えます。太陽の光を受け、花嫁はより輝いて見えるのではないでしょうか。
② 一体感がまれやすい
ガーデンウェディングは新郎新婦とゲストの距離が近いこともあり、一体感がまれやすいのが特徴です。自然の中での立食スタイルということで、ゲスト同士の会話も自然と弾むことでしょう。
③ ペット参加OK
遊び回るスペースが広いから、ちっちゃな子供も退屈せずに過ごせます。
④ 写真がとても綺麗
明るい照明の室内でも、太陽光での撮影には敵いません。緑の芝生なら、白いドレスが一段と映え、お肌も綺麗に、笑顔も綺麗に残せますよ。
【デメリット】
① 当日の気候や天候に左右されやすい
デメリットは、なんといっても当日の気候や天候に左右されやすいという点です。春~初夏、秋に多く行われ、真夏や冬には向きません。もし、真夏に行う場合は、日射病にならぬような時間帯を選んだり、日除けなどの配慮が必要です。
また、春や秋の季節を選んでも、当日の天候はわかりません。それはとても不安なことですよね。雨天時のための屋内会場も用意しておく必要があるでしょう。また雨だけではなく、強風にも要注意です。せっかくの会場のフラワーアレンジメントが吹き飛ばされたり、バージンロードがめくれあがったり、指輪が芝生の上を転がったりなんてハプニングがいっぱい起こってしまいます。
② レンタルドレスの汚れ
屋外だと、レンタルドレスの汚れがやはり気になるものです。式場のサポートがあると思いますので、確認してみましょう。
【どんな人に合っている?】
太陽の光や青空が大好きなアウトドア派のカップルには魅力的なスタイルではないでしょうか。
【予算】
レストランやハウスウエディングの場合、貸切りでガーデンウェディングができるのが魅力ですが料金は場所によって様々ですが平均的にみて、200~300万円の場合が多いようです。
ただし、会場によって費用や予算がかなり変わってきます。結婚式場の中には、ガーデン使用料がオプションとして別料金になっていたり、ガーデンウェディングがセットになっている場合でも、庭に出ての演出やビュッフェなどはオプションになる場合もありますので、よく確認しておきましょう。
【注意点】
デメリットのところでも書きましたが、天候に左右されやすので、急に天候が変わってしまった時にも対応できるように、屋外のみではなく室内での演出も準備しておくと安心です。ガーデンウェディングを行っているところでは、天候の状態にあわせ色々なサポートを行ってくれますので、事前に確認しておきましょう。
また、避暑地などでは季節によって思ったよりも気温が下がってしまうことがあったり、招待した親族や友人の中に小さな子供がいたり年配の方がいる場合には、立食スタイルだときつい場合もありますので、招待客に合わせた配慮を心がけると良いでしょう。